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世は拝金主義に跋扈され、イズム(ism)やイデオロギー(ideology)は、今世紀もまた人々に何の臍帯ももたらさないであろう。何故なら、人は「自分には自分だけの唯一のものがある」という秘めた確信があってこそ、自分も他者も愛せるからだ。共同体とのコミュニケートも、根源的には自分から自分への親密な絆によって成り立つ。
キモエは、他者である共同体に架け橋する触媒として生まれました。新世代のエートスを、世代を越えて紡ぐ“ユニバーサルキャラクター”(universal character)として…

個性やアイデンティティーは、道徳的価値の高いものとして評価されています。昨今は文化破壊と共に、「自我」や「イズム」との共存にも行き詰まりが生じているのではないでしょうか。たとえ「個性」や「らしさ」を表現しなくとも、豊かな時代においては何一つ苦労することはありません。それでも私たちが人間である以上、イズムの崩壊と言う潮流に対し、自然と相対していくことでしょう。
自己（＝個）を表現するには、訴求対象にリーチする手段として自身を対象の共同体にグループ化させる方法があります。しかしながらその集団に属してしまった時点で、その「個」自体も集団の一部に吸収されてしまいます。だからと言って集団に属さず、「個」の状態で「個」を表現しようとしても何も想いは届きません。つまり「個」から「集団」への訴求を図るとき、そこにはその両者をつなぎ合わせる“触媒”が必要となるのです。キモエはどのような組織・集団・思想にも属さない立場で、そして時間や流行の変化にも流されない不変の存在として、皆さんの触媒役を担います。

catalyst for communication　〜新しい出会いの触媒であること〜
こうして生まれたのがTEAMキモエであり、メインキャラクターのキモエです。キモエは中立・不変の存在ですから、誰もが自由に、彼女のキャラクターを創造できます。むしろそうでなければならないとも考えます。TEAMキモエはきっかけを発信しました。あとはキモエを取り巻く環境が彼女を成長させていくことでしょう。この新たなマーケティング手法により、TEAMキモエは運営されています。